こんにちは、カレンです!
私達カレンとヒロは、長野県軽井沢にあるホテルブレストンコート内の「石の教会」にて、結婚式を挙げました。
その時の経験を踏まえて、挙式会場である石の教会や披露宴会場であるゲイブルハウスを中心にHPの写真やクチコミではわからない、リアルな情報(値段や総費用など)や感想を紹介して参ります。
※「本番までの準備の流れ」「衣装や会場装飾について」「最終的な値段や総費用」については【後編】でお伝えします。
まずは、石の教会がどんな場所なのか、簡単にご紹介します。
石の教会は、軽井沢ホテルブレストンコートの敷地内にある教会の一つです。星のリゾート系列であり、敷地内には教会の他、レストランや宿泊施設、温泉などの施設が揃った高原リゾートとなっています。
出典:軽井沢ホテルブレストンコートHP
出典:軽井沢ホテルブレストンコートHP
石の教会は、天地創造の五つの要素「石・水・光・緑・木」をコンセプトに作られた神秘の教会です。
内村鑑三の無宗教主義の精神に沿って建てられたものであり、形式や教会にとらわれず誰もが祈りを捧げられる場所は自然の中にある、という考えに基づいています。中に入ると、しんと静まり返った空間に水が流れる音だけが聞こえて、窓から差し込む光はとても神秘的で、他にはない独特な神聖さを感じられる非常に珍しい教会です。
その神聖さから、プロポーズの場所としても使われることも多いとのこと。
建物全体でも、外壁の石が力強い男性を、ガラスは繊細な女性を表現しており、入り口から中にかけて徐々に膨らみ、最後に萎んでいく形状は2人の人生そのものを表しているそうです。
定員40名と落ち着いた少人数の結婚式向けで、バージンロードは2階→1階へぐるりと歩く珍しい形式です。
バージンロードの特殊な形式も意味があり、新婦のそれまでの人生をなぞっているそうです。詳しくは【後編】でお伝えします。
出典:軽井沢ホテルブレストンコートHP
高原教会は木目調で統一された教会で、定員も80名、ハープとオルガンの生演奏もあるそうなので、石の教会とは異なった、温かみのある雰囲気です。
歴史が古く大正時代からあるそうで、こちらも内村鑑三が布教の場とした縁ある教会です。
どちらの教会でも挙式後は、お米が豊かに実るように新郎新婦の人生が豊かであり、また子孫に恵まれるように、という願いが込められた「ライスシャワー」が行われます。
また、定員を超えての参列や、教会内の専属カメラマン以外の撮影は禁止されています。衣装も、柄物やオープントゥはNG等のマイナールールがあるようなので、こだわりのある方は事前に確認をすると良いでしょう。
アフターウェディングストーリーズとして、家族の歴史を刻んで行けるのも、毎年の楽しみに出来て良いですね。
8月・12月限定のようですが、キャンドルウェディングも行われています。自然溢れる教会で、キャンドルの明かりに包まれるのはとても幻想的です。
旅行を兼ねて招待する方も多いと思うので、夜の時間にゆっくり食事をするというのも良いですよね。
披露宴会場は、教会に隣接されているブレストンコート(本館)やユカワタン、近隣にある星のや軽井沢内に、複数の食事会場があり、人数や雰囲気に合わせて選ぶことが可能です。
100人以上の実施が可能な宴会場から宿泊も可能な貸し切りゲストハウスタイプまで、さまざまな人数・用途に合わせて選ぶことが可能です。
食事会場一覧はこちら
私たちが選んだゲイブルハウスはオープンキッチンもあり、アットホームな雰囲気で出来るのがとても良かったです。
ブレストンコート自体にも宿泊施設はありますが、部屋数は39部屋と少なく、かつ、お値段もお高め(1泊3万程度~)、キャンセル待ちも不可となります。
星野リゾートは、日曜を除き宿泊は2泊以上からでないと予約できないですし、もちろんこちらもお高め。(どちらも挙式割引等はなし)
周辺にも宿泊施設はたくさんありますので、早目の手配をオススメします。
予約なしでも教会見学は可能ですが、事前に予約をしていけば教会以外の披露宴会場見学や試食も可能です。
遠方の方は、新幹線代が出る見学プランもありますし、まずは全国にあるサロンで相談をしてイメージを膨らませるのも良いですね。
ブレストンコートのHPに見学プランが掲載されており予約することができます。しかし、ゼクシィやHanayume(ハナユメ)などの結婚情報サイトを通して予約すると、商品券が貰える等のお得なキャンペーンがあったりしますので、一度チェックしてから予約するのがよいでしょう。
また、実施する季節や規模によって、見学すべき食事会場や雰囲気、費用が大きく変わります。おおよその時期や人数などはイメージしてから行きましょう。
軽井沢駅からの行き方は、タクシーで15分(シャトルバス有)、碓氷・軽井沢インターからだと20分程度です。駐車場は無料(160台)。
観光シーズンの土日や連休は観光の人も多く混雑するようですが、駐車場の入口スタッフが訪問用途を確認し、案内をしてくれます。
見学の予約を行っている場合は、到着後はまずウェディングサロンに通されます。
おおよその希望時期や人数、衣装等に関するアンケートが行われ、その情報を元に希望に合いそうな披露宴会場に見学に行く、という流れとなります。空いていれば、星のや敷地内の会場も車移動(数分)ですが、同日に見学可能です。
また、教会の他にも牧師館を訪れ四季折々の挙式写真を見せてもらったり、牧師さんがいらっしゃれば話を伺うことも出来ます。
星のリゾートは実際に行ってみると、ブレストンコートとはまた違った雰囲気で素敵でした。和風の会場も魅力的でしたね。
試食会を予約すると、当日と同じコースが2,000円で食べられます。味はもちろん、スタッフさんや会場の雰囲気をゲスト目線で体験できるので予約することをおすすめします。
一通りの見学と試食会を終えるとサロンに戻り、気に入った教会や披露宴会場を元に仮見積もりを出してもらえます。また、具体的な日程を伝えることができれば、会場の空きを確認後、予約/仮予約をすることも可能です。
軽井沢の高原野菜を使った料理がとても美味しく、また器や盛り付けも本当に素敵で、一気に心を奪われました。。笑
検討の末、ブレストンコートでの挙式に心が傾いてきたら、概算見積もりや予約を検討していきましょう。ここでは見積もりから予約までの段取りを、注意ポイントと合わせて説明します。
見積もりを作ってもらう際に、大枠として決めることは以下の3つです。
複数の見積もりを作ってもらうことが可能なので、いくつか条件を変えて複数の見積もりを作ってもらいましょう。当たり前ですが、比較したいポイントを明確にし、それ以外の条件はできるだけ同じ条件にしないと後で比較が難くなるので注意が必要です。
まだ決められない点も多くあるかと思いますが、一旦仮でも構わないので条件を決めてしまいましょう。
大幅な変更の可能性がある場合は、それぞれのパターンで見積もりを作成してもらうのもよいでしょう。
決まっていた「日曜AM挙式」「20名程度の食事会」程度の条件で概算見積もりを作ってもらいました。
また、見積もりを作ってもらった際に注意することは以下の2つです。
この段階での見積もりは参考レベルです。一般的に実施する項目を並べ、衣装や料理は最低ランクで作成されていますが、実際にそのまま実施するケースはほとんどありません。
衣装や料理は増額、装飾や引き物は持ち込んで減額等、
トータルだと増額になりましたが、初回の見積もりからは増額・減額共にかなり変動しました。
予約を行うためには、会場を決める必要があります。挙式・披露宴の両方を行う場合は、当然ながら両会場の同日時での空きが必要となります。
また、ブレストンコートでは8日間の仮予約が可能です。これは費用は掛からないので、まだ迷っている段階でも、見学して気に入ったのであれば押さえてしまいましょう。
予約状況は日々変わっていくので、悩んでいる間に希望している会場や時間帯が埋まってしまう可能性があります。
その場で仮予約はしたものの、家族の予定が合わないことが判明。親族の予定確認と合わせて、別の食事会場を検討するなど、一気に慌ただしくなりましたが、メールや電話でもとても丁寧に対応してくれました。
正式に予約を確定する際に必要になるのは、申込書と申込金です。
申込書類は送付されてくるものに記入&返送すればよいですが、申し込み金については私達のときには10日以内に15万円の申込金の支払いが必要でした。
※なお、残金についても挙式3日前までに事前振り込みが必要となるので準備が必要です。
また、正式に予約が確定すると初回の打ち合わせ日程の調整が発生します。初回打ち合わせから新たに担当のプランナー(地方サロンの場合は各地のスタッフ)の方についてもらうことになります。以降の準備はすべてその方と相談しながら勧めていくことになります。
いかがでしたでしょうか。
今回は、石の教会を中心としたホテルブレストンコートのリアルな情報と会場見学、見積もりについてご紹介しました。
実際に行ってみると、建造物や自然の力強さを肌に感じることが出来ます。教会や食事会場の数も多くありますが、事前予約をしていれば、半日程度の見学&試食で十分でしょう。
【後編】では、衣装や備品などの細かい準備や、最終的な費用に関してご紹介します!
会場見学の試食会も本当に素敵でしたが、やっぱり最終的な決め手となったのは石の教会の圧倒的な魅力でした。
(会場見学のスタッフの方のお話によると、石の教会で式を挙げる方のほとんどが決めては教会だそうです。)
そして実際に結婚式を挙げてみると、、、もうこれもまたうっとりするほど素敵な式に・・・【後編】の記事では準備や費用の話と合わせて、式の様子も少し挟みながらお伝えしていきます。