我が家の家計にとって最も重要なコト

我が家の家計にとって最も重要なコト

こんにちは。ヒロです。
今回は、我が家の家計において最も重視する考え方を紹介します。

独身だった20代の特に前半は残業時間に歯止めがなく、馬車馬のように働いて身を削っていました。その分稼げたわけですが・・・家計という概念はなく旅行や趣味や娯楽に費やしていました。

しかし、カレンと結婚してライフステージが変わると、家計の事情も変わってきます。きっとどの家庭も同じだとは思いますが、我が家も例外なく、将来のため、家族のために、どう切り盛りしていくか、シビアに考えるようになりました。

お金はあればあるほどよい、貯蓄はすればするほどよい。だから、沢山稼いで、質素に倹約して暮らすことが将来のためになる。

一般論ですが、古今東西この考え方は変わらず浸透していますし、この考えに異論はありません。家計のハッシュタグでSNSを検索してみても、いかに節約して貯金できるか、副業で沢山稼げるか、ポイ活メルカリ最高、といったネタに溢れていますし、気になるところですよね。

我が家も基本的にはこの考えと同じ路線なのですが、100%同意かというと少し違う気がします。どう違うか、自分たちの考えの整理も兼ねてこの記事で紹介してみます。

最も重要なコト

我が家にとって最も重要なコト・・・ひとことで表すととても単純です。

“時間” > “お金” であること

このひとことに尽きます。これが全ての行動指針の根本になります。

ひとことにまとめると、とても単純な話です。ですが、意外と忘れがちだったりします。。

お金は無限、時間は有限。お金は極論を言えば、稼げばいくらでも増やせます。

ですが、残された時間は減っていく一方であり、時間は増やすことができません。。

具体的な数値を出すとよりシビアです。

人生80年だったとして20歳以上であれば残りは52万時間、起きている時間は35万時間しかありません。不慮の事故や病気にかかれば更に少なくなる・・・こう考えると、自ずと時間の尊さを実感しますよね。

ですから、時間>お金を常に念頭に置きながらお金の使い方を判断することが、我が家の行動指針になっているというわけです。

例えば、引っ越しか何かで、テレビと洗濯機を買い換える機会があったといましょう。

40インチのテレビが10万円であり、あと2万円を足して12万円で50インチかつ高画質高音質なテレビを買うことができます。

洗濯機は、縦型の洗濯機が10万円であり、乾燥器付きのドラム式洗濯機が20万円だったとします。

この4つの商品があったとき、あなたはどのような優先順位をつけますか?

どっちも安い方を選択する?テレビは2万円追加でコスパのよい買い物ができる?

もちろん資金が潤沢にあれば、いずれも高いランクの買い物をすればよいですけどね。。。ですが、重要なポイントはどのような優先順位で考えるか、という点です。

我が家が最優先で選択するのは、テレビは安価な40インチの10万円のもの洗濯機は乾燥機付きのドラム式洗濯機の20万円のもの、という判断をします。多少無理をしてでもこの選択をします。

なぜなら時間を優先した結果です。つまり、テレビはどんなに性能が良いものを選んでも時間の有効活用につながらない。しかし、乾燥機付きのドラム式洗濯機は、縦置きの洗濯機に比べ家事の効率化への大きな効果を期待できる

乾燥機を活用することで、洗濯物をハンガーやピンチハンガーに取付けて物干しに吊るす、という一連の家事を省略することができます。この作業が1回10分だったとして、週6回洗濯すると仮定すれば1週間で1時間の家事時間を短縮できます。1年間で換算すれば52時間の短縮。洗濯機が5年の寿命と仮定すれば260時間の短縮に繋がります。

ここで1時間の価値をお金に換算して考えてみます。(お金が無限で時間が有限である以上、時間はお金に換算できないほどの価値がありますが、便宜上ここでは1時間に稼げる金額、に置き換えます)

仮にあなたが1時間に稼げる力が1,500円だったとすれば、1時間の価値は1,500円と置き換えられます(会社員を経験した方であれば残業時間の単価で計算してみるとよいかもしれません)。

乾燥機付きのドラム式洗濯機を活用することで、1年間で52時間の家事の短縮ができるということは、52時間✕1,500円で78,000円の価値は少なくともあると言いかえられます。5年であれば39万円です。これはとても大きい!縦型洗濯機との差額の10万は十分に元が取れると考えることができます。

この考え方は、他にも様々なことに応用できます。

例えば、同じ家電であれば、掃除機ロボットや食洗機は同じ部類です。家事の時間短縮に大活躍します。

別の例を挙げると、月額1000円かかる家計簿アプリがあったとします。そのアプリを使うとクレジットカードと紐付けられて自動で家計簿を付けてくれます。これは利用価値があるでしょうか?

最近はサブスクリプション型のサービスはとても多いですよね。チリツモで考えると年間12,000円ですから、手動で付けて浮かせたい気持ちも否めません。

ですが、手動で行った場合、1週間に15分の作業で済むとしても1ヶ月で1時間かかるとしたら1500円の価値になる、と考えた場合、月額1000円は支払う価値があると考えることができます。

他にも例えば、トータル30分のアンケートに答え500円分のポイントが貰えるキャンペーンがあったとしても、それを同じように時間で価値を換算すると、実は非効率なポイ活とも考えることができるわけです。

決してポイ活を否定しているわけではありません!ここで言いたいのは、このような行動指針で日々の行動を取捨選択して積み重ねていくと、人生の自由な時間を少しずつ増えていくことができるということです。

その増やすことができた貴重な時間は、副業など稼ぐ時間に回せばより効率的に家計を資産を増やすこともできますし、貴重な人生の時間なので趣味や家族と過ごす時間に使ったりもできるわけです。

ですから我が家の家計の方針は、支出を少なくするに越したことはないが、必要な支出は惜しまず出す、という判断基準で行動しています。

言い換えれば、これは投資の考え方と同じであり、支払った金額以上にリターンが大きいと判断すれば思い切って投資する、という行動指針であるとも言えます。

誤解の無いよう補足しますが、この考え方はあくまで最初に考える、優先度の高い判断基準であって、全ての判断基準ではありません。もちろん、お金や時間では判断できない、定性的な価値を優先する場合も十分にあると思います。

映画が大好きで、自宅で大画面、高画質、高音質で視聴することが夢であり優先したいことであれば、その場合は高価であっても高性能なテレビの方が、乾燥機付き洗濯機よりも価値が高い、という判断もあると思います。我が家もあります。

まとめ

我が家の家計にとって最も重要なコト

以上が我が家の家計に対する考え方の紹介でした。この考えが正しいと主張するつもりはありません。家庭によって考え方は様々であるので、多々ある考え方と一つとして捉えていただければと思います。

  • 我が家の家計において最も重要な考え方は時間>お金
  • 時間>お金を前程にお金の支出判断を行う
  • 1時間をお金の価値置き換えておくとコスパを比較でき判断しやすい
  • 時間やお金に換算できない価値もときにはある

今後は、我が家の家計の紹介もできればと考えています。お楽しみに。

この記事を書いた人
当ブログ、Morning mist Cafe ~ モーニングミスト カフェ ~の管理者のヒロです。 ブログの動作やレイアウトの構築を担いつつ、コンセプトである出会い、結婚、夫婦生活について、男性・夫からの視点で情報を発信して参ります。
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